組合情報
組合員へのお知らせ
令和6年 年頭のごあいさつ
2024-01-15
横浜市管工事協同組合
石田 隆
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、組合事業に格別のご支援ご協力そしてご厚情を賜り理事会を代表して衷心より感謝申し上げます。
これより先は、能登半島地震の報告とお願いを含めてのご挨拶とさせていただきます。
まず元日発生しました地震により亡くなられた方々に、お悔やみを申し上げますと共に甚大な被害にあわれた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。被災者皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。
当組合の地震対応につきましては横浜市水道局と年初より随時連絡をとりあい、1月10日には被災地への復旧支援に当組合の第1班、第2班が出発いたしました。続いて状況によりますが第3班など復旧支援追加要請の可能性について、お話もいただいております。今回、迅速に準備され応急支援にかかわれる組合員さんには、横浜市水道局の方々と連携した全力をあげての復旧作業となりますが、被災地は未だに余震も続いているとのことですので、くれぐれも安全にはご留意されますことを願うところです。
当組合の地震対応につきましては横浜市水道局と年初より随時連絡をとりあい、1月10日には被災地への復旧支援に当組合の第1班、第2班が出発いたしました。続いて状況によりますが第3班など復旧支援追加要請の可能性について、お話もいただいております。今回、迅速に準備され応急支援にかかわれる組合員さんには、横浜市水道局の方々と連携した全力をあげての復旧作業となりますが、被災地は未だに余震も続いているとのことですので、くれぐれも安全にはご留意されますことを願うところです。
尚、組合員皆様には、今後において震災復旧復興支援としての多様なご支援ご協力を賜ることがあると存じますが、その節は何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、昨年を振り返り、世界に目を向けますと、欧州に加えて中東でも戦火が激化し、国際社会は重苦しい不安に襲われています。その惨状は遠く離れた日本にも衝撃を与え、平和に対し心揺さぶる一年であったのではないでしょうか。国内に目を転じますと、スポーツでは嬉しい国民を元気にしてくれる活躍なども多くありましたが、円安、物価高、働き手不足などで私達の業界にとっても困難な年でありました。
次に2024年は、将来振り返った時に管工事業界の歴史上大きな転換点となった年と位置付けられると推測しております。本年4月1日は改正労働基準法による時間外労働の罰則付き上限規制の施行と共に、水道行政が60年ぶりに機構改革されることとなっており、厚生労働省から国土交通省・環境省に移管いたします。昨年より、この移管による影響が懸念されておりますが、当組合の上部団体であります全管連では、この移管が円滑により良い方向に向かうよう仕事量、労務単価など多様な組合員の思いや意見、社会貢献なども含め政府や行政に具体的な資料をもとに各所で実情報告そして要望活動を実施しております。また全管連など上部団体が取り組み対応を推進している国会議員180数名が加盟している管工事業界のサポート組織「水道事業推進議員連盟」には、生きていく上で第一に必要とされるライフライン「命の水」を守り供給する管工事業界の発展のために、更に活躍していただくよう働きかけてまいります。
私事で恐縮ですが、昨年は、780社加盟が加盟している神奈川県管工事協同組合会の会長に就任いたしました。加えて10月には3,621社加盟の全国管工事協同組合連合会・広報部会長・関東ブロック長を拝命いたしました。身に余る大役ですが、上部団体や関係団体での会議では、これまで以上に大所高所より考察し、横浜の声を議論のテーブルに乗せるなど、皆様の負託にお応えできるよう決意を新たにしているところです。
政令指定都市最大規模約300社の横浜市管工事組合は、誰も経験していない新たな時代であっても、発足以来86年間にわたり先人の方々に築き上げ育まれてきた、人とのふれあい、助け合いを大切にする「相互扶助」の精神を礎に、社会や行政に信頼され必要とされる組合を目指し、理事会は誠実かつ迅速に対応してまいります。組合員・賛助会員の皆様におかれましては、組合の目指す「SDGs」及び行政と連携した「社会貢献」の推進そして「多様な組合事業への参加」などご理解とご協力を心より重ねてお願い申し上げます。
結びに、本年の干支(えと)は「甲辰(きのえ・たつ)」です。辰年は「新しいことを始めて、成功する。いままで準備してきたことが形になる」と言われています。能登半島地震で困難な年の初めとなっておりますが、令和6年が皆様にとって、ご健康で飛躍の年になりますようご祈念申し上げ新年の挨拶とさせていただきます。